兵庫県で根域制限栽培に挑戦中です。
突然ですが、土を作るときにpH値は気にされていますか?
以前、苗を植え付けるための土つくりについて記事を書きましたが、ちょっとしたミスを犯していました。
植樹をした後にpH値を測定したのですが、5~5.5と酸性寄りの土壌となっていました。
ぶどうはpHは7前後の中性を好むため、土作りとしては失敗です。(小声)
ぶどうに最適なpH
ぶどうに最適なpHは7前後です。(諸説あり) 酸性でも、アルカリでもなく中性状態を好みます。
石灰を入れることにより、pHはアルカリに傾くので家庭菜園などをされる場合は、石灰投入を検討されても良いかもしれません。
住んでいる場所や環境によりpHの値は変わってくる可能性があるので、測定してみてくださいね。
真砂土とバークでは酸性にかたよる傾向
当園では、最初は真砂土とバーク堆肥を使用し土作りを行いました。
その後pHの測定を行ったのですが、どのポット内でも5~5.5と酸性寄りになってしまっていました。
なので、地域差もあるのかもしれないですが、真砂土とバークのみでは土壌環境としてはよろしくないかもしれません。
結構な確率で酸性に寄ります。
苦土石灰の活用
植樹をした後に土壌が酸性だと気づいたので、どうしようありません。
土の表面に苦土石灰を撒き対応しました。今後の成長を様子見です。
本来は石灰を撒き、2週間程度は土に馴染ませる期間が必要です。
石灰を撒いた直後に植えると、根が傷ついたり、肥料と石灰がケンカしお互いの成分を中和してしまうとかが起こるみたいです。
これから植える方は是非、注意してくださいね。
植える日を逆算して土作りをしてください。
まとめ
当園で行った真砂土とバーク堆肥のみでの土つくりは酸性に偏ってしまう傾向がみられたので、ぶどうを植える予定の方は注意いただければなと思います。
土壌を作る際には、できればphを測定し、土壌作りを行ってやってください。
当園のような失敗をせずに済みます。
おしまい!