兵庫県で根域制限栽培に挑戦中です。
苗を植え付けるため、ルートラップポット内に土を入れてきました。
今日は苗を植え付ける前の、土の準備について書いていきたいと思います。
使用する土と堆肥について
真砂土を使用します。
当園では真砂土を使用し植え付けを行いました。
真砂土は栄養価がない、ただの土です。
なぜ栄養価が全くない真砂土を使用したかというと、栄養価が全くないからです(笑)
液肥で完全にコントロールする
苗の植え付け後は、液肥を使用し肥料管理を行います。
この時に、〇〇の土。とか言ったものを使用すると、最初から肥料が入っているため、通常量の液肥を使用すると、必然的に肥料が多い状態となってしまいます。
一年目の苗から肥料を多く与えすぎてしまうと芽が間延びし、どうもよろしくないみたいです。
なので、一年目から肥料の量を完全にコントロールするために、栄養価が全くない真砂土を使用しています。
堆肥はバーク堆肥を
堆肥にはバーク堆肥を使用しました。
保肥性の担保と、根の成長を助けるためです。
※左真砂土 右バーク
混ぜる割合について
混ぜる割合については真砂土9:バーク1ぐらいの割合で混ぜています。
キッチリ計っているわけではなく、あくまで感覚です。
一輪車内で混ぜ混ぜしています。
動画内でも実践していますが、結構おおざっぱです。
ポット内に入れる土の量
苗を植え付ける前に準備しておく(ポット内に入れておく)土の量ですが、だいたい100ℓ程度いれています。(150ℓポット使用)
一輪車一杯分でどれぐらいの土が作れるのか。最初はバケツを使用し、一輪車内の土の量を測りながら作業を実施しました。
大体の量が把握できれば、あとは推測での反復作業です。
まとめ
当園では真砂土とバーク堆肥のみで、それ以外は一切使用していません。
土と堆肥は、結構な量が必要になるのでホームセンターではなく、業者などから直接買い入れるほうが安くなります。
ちなみに当園では
・真砂土:6円/kg
・バーク堆肥 3500円(軽トラ一車分)
でした。
根気よく探せば、より安いところがあるかもしれません。
また苗を植えつける様子については順次アップしていきますね。
では今日はこの辺で。
追記
植樹が終了した後にpH値を測定したのですが、ほとんどのポットで5~5.5と酸性寄りの土壌となっていました。
真砂土とバーク堆肥のみでは、酸性に寄る傾向がみられたのでご注意ください。